世界各国の薄毛ランキングを様々な要素で分析し育毛に役立てる

アデランスが以前、世界各国で薄毛の人口比率を調査したデータがあるのはご存知でしょうか？アデランスが成果の国々で薄毛の人口比率を目視で調査したという面白くも貴重なデータです。

薄毛世界地図

トリップアドバイザーより
http://tg.tripadvisor.jp/Thinning/

1 チェコ（プラハ） 42.79％
2 スペイン（マドリッド） 42.60％
3 ドイツ（フランクフルト） 41.24％
4 フランス（パリ） 39.10％
5 アメリカ（ＮＹ/ＬＡ/シカゴ） 39.04％
6 イタリア（ミラノ） 39.01％
7 ポーランド（ワルシャワ） 38.84％
8 オランダ（アムステルダム） 37.93％
9 カナダ（モントリオール） 37.42％
10 イギリス（ロンドン） 36.03％
11 ロシア（モスクワ） 33.29％
12 オーストラリア（シドニー） 30.39％
13 メキシコ（メキシコシティ） 28.28％
14 日本（東京） 26.05％ 1293万人
15 中国（香港） 24.68％
16 シンガポール（シンガポール） 24.06％
17 タイ（バンコク） 23.53％
18 マレーシア（クアラルンプール） 22.76％
19 台湾（台北） 22.59％
20 韓国（ソウ讃） 22.37％
21 中国（上海） 19.04％

あらゆるハゲ、薄毛のサイトでこのアデランスの薄毛世界ランキングの情報は載っているので見た事もある人は多いと思います。大体のサイトはこのランキングは食生活が関係していると言っていますが、僕は本当にこの食生活だけが関係しているのか？と思いました。

アデランスの薄毛世界地図の結果は食生活が最も関係していると思いますが、他の要因も関係しているはずです。この薄毛世界地図の内容をしっかり分析すれば日々の育毛の助けとなります。

以下に私の分析結果を書いていきます。

民族として遺伝子レベルで薄毛になりやすいのでは？

薄毛のランキングではチェコ、ドイツ、フランスなどヨーロッパの国々が上位に入っていますが、そもそもこれらの地域の人達は遺伝子レベルで薄毛になりやすい可能性はないでしょうか？

そして遺伝子レベルという話になると個人的に気になるのがヨーロッパの肉食文化。

ヨーロッパの国々は気候や風土が日本とは違い穀物を育てるには適していません。そして土地も人口に対して過剰にあるため、穀物を作るよりも放牧で家畜を育てる方が簡単なのです。

家畜は穀物よりも簡単に手に入る食べ物になった、その結果家畜を頭の先から尻尾まで食べ尽くすという肉食の文化が形成されました。昔のヨーロッパでは肉よりもパンの方が高価だったみたいです。

この辺の話は「肉食の思想」という書籍に詳しく書いてあります。


肉食の思想
http://amzn.to/2kbeFrl

ヨーロッパではもう何世代も前から肉が食事の中心という生活を送っているので、それが原因で薄毛率が高い民族になったのではないかと思っています。後、欧米人は体臭がキツいという話もよく聞きますが、これも肉中心の食文化が関係していると思います。

因みに薄毛の話からは少し脱線しますが、ヨーロッパでは屠殺や食肉を扱う仕事に従事している人の社会的地位が高いそうです。

日本では逆ではこういった仕事に従事する人は社会的地位があまり高くないです。（最近はあまり関係ないかも知れないですが）生き物の死に触れる仕事は穢れているという考えがあるからです。

こういった背景を考えてもヨーロッパの国々がいかに肉中心の食文化かという事が分かると思います。そしてその肉食文化の結果、薄毛率が高い民族になったのではないかと推測しています。

国ごとの寒暖差の影響は？

薄毛ランキングでは緯度が赤道から離れている地域、気候が寒い地域の方が薄毛率が高く赤道から近く暖かい地域の方が薄毛率が低い。

もう一度薄毛世界地図をよく見て下さい。シンガポールのすぐ下あたりが赤道です。
http://tg.tripadvisor.jp/Thinning/

僕は以前から住んでいる地域の気候が薄毛に影響しているかも知れないと思っていました。

・暑いまたは暖かい地域
寒い地域に比べ身体の血流が良くなり育毛が促進される、日差しが強い地域だと頭皮を守ろうとして髪の毛が増える

・寒い地域
寒さから頭部を守ろうとして髪の毛が増える

この両方の可能性があると思っていましたが、薄毛ランキングを見る限り寒い地域の方が薄毛率が高いので、暖かい地域の方が薄毛になりにくいのではないかと推測できます。

年間の平均気温を日本と比較して見ましたが薄毛上位国は日本よりも寒い、薄毛下位国は日本よりも温かい国が多いです。

こちらはチェコと日本の年間平均気温の比較

すべの月を通してチェコの方が気温が低い
阪急交通社のデータより

こちらが温かい国と寒い国の内訳
青→日本よりも平均気温が低い
赤→日本よりも平均気温が高い

1 チェコ（プラハ） 42.79％ →寒
2 スペイン（マドリッド） 42.60％ →日本とほぼ同じような気温
3 ドイツ（フランクフルト） 41.24％ →寒
4 フランス（パリ） 39.10％ →寒
5 アメリカ（ＮＹ/ＬＡ/シカゴ） 39.04％ →比較不可
6 イタリア（ミラノ） 39.01％ →寒
7 ポーランド（ワルシャワ） 38.84％ →寒
8 オランダ（アムステルダム） 37.93％→寒
9 カナダ（モントリオール） 37.42％ →寒
10 イギリス（ロンドン） 36.03％ →寒
11 ロシア（モスクワ） 33.29％ →寒
12 オーストラリア（シドニー） 30.39％ →暖
13 メキシコ（メキシコシティ） 28.28％ →暖
14 日本（東京） 26.05％ 1293万人
15 中国（香港） 24.68％ →暖
16 シンガポール（シンガポール） 24.06％ →暖
17 タイ（バンコク） 23.53％→暖
18 マレーシア（クアラルンプール） 22.76％→暖
19 台湾（台北） 22.59％ →暖
20 韓国（ソウ讃） 22.37％ →寒
21 中国（上海） 19.04％ →暖

寒暖の結果関わってくるのが運動

そして国の寒暖に関わってくると思われるのが運動。運動とまではいかないまでも暖かい地域の方が身体を動かす機会が多い、逆に寒い地域は身体を動かす機会が少ないのではと思っています。身体を動かした方が血流も良くなりますし身体に負荷をかける事でアンチエイジングにも繋がり育毛にも効果的です。

以上の要素によって緯度が高く気候の寒い地域の方が薄毛率が高いのではないかと推測できます。

国民の楽観度、ストレスが薄毛に関係している？

ストレスがかかる状況は抜け毛を増やしますが、ストレスを感じるかどうかはその人次第です。国民全体が楽天的でストレスをあまり感じなければそれが薄毛率に繋がる可能性はありそうです。

僕はこれまで仕事で韓国人、中国人、バリ人、ベトナム人と一緒に働いた事がありますがバリ人、ベトナム人は陽気で明るく楽天的な人が多かったです。僕が思うに暖かい地域に住んでいる人は生命の危険に晒される機会が寒い地域よりも少ないので、陽気で明るい性格になると思っています。

中国人は自分の意見をガンガン言う人が多く空気を読むとかはあまりなかったです。韓国人は割と日本人に近い気がしました。中国人の様に自分の言いたいことをどんどん言う方がストレスはたまらないですし、薄毛ランキングも中国の方が日本よりも下になっています。

暖かい地域の薄毛率が低いのでは？という先ほどの分析と重なりますが、暖かい地域は楽天的であまりストレスを感じにくいと言う要因もあるかも知れないです。

そもそもハゲても気にしない国なのでは？

これは結構重要だと思います。ハゲ、薄毛の事を気にしてたら育毛剤や飲む発毛剤、食生活など育毛に励んでハゲの進行を食い止められると思いますが、国民全体が男はハゲて当たり前と思っていたら何も育毛に取り組まず薄毛率が高くなると思います。

これは確実にあると思います。欧米人は髪の色が金や茶色など肌の色と似ているのでハゲて来ても黒髪ほど気になりません。それに欧米人は顔自体の作りが鼻が高くて彫りが深い人が多いのでハゲても結構カッコいいんですよね。

薄毛ランキングの上位、チェコ、スペイン、ドイツの薄毛率は４０％を超えており、およそ2人に1人が薄毛。この様な状況ならハゲても普通、周りの人もあまり気にしないと思います。

上記の理由、ハゲても気にしない、そして育毛にも気を使わない事によって欧米人は薄毛率が高くなっていると思います。

ハゲなんか気にしない。これがハゲても一番幸せに生きられる生き方だと思います。

お風呂の文化は？

湯船に入る事は血行が促進されリラックス効果もあって育毛には非常に効果的です。しかし欧米人（外国人全般？）はお風呂の時に湯船に入る習慣がないみたいです。

ほぼ毎日湯船に浸かるお風呂大好きな僕にとっては信じられないですが、一日の疲れをどう取っているんでしょうか？湯船に浸からない習慣なんて僕は生きていけそうにありません。

この文化の違いは薄毛率に確実に関係しています。育毛のためには湯船に浸かるようにしましょう。

そして食文化
これが薄毛率が高い理由の最有力でしょう。上位の国は肉食率が高い、ビール（糖分）の消費量が多い、味付けが濃い、食事の回数が多いなど薄毛になる以前にそりゃ健康に悪いでしょ？という食文化です。僕はこのブログで度々書いていますが、食事内容の中でも肉と糖分はハゲになる最も大きな要素です。

糖分の摂取は育毛にとって本当に良くないです。
糖分を摂り過ぎよる身体の糖化が育毛を妨げる


また今回の薄毛調査は面白くて有意義なものですが突っ込みどころもあります。
以下、僕が感じた世界の薄毛地図の突っ込みどころです。

そもそも人口の年齢分布は？

男性は男性型脱毛症のAGAと加齢による抜け毛があります。アデランスの調査は道行く人を目視で調査したとの事ですが、調査した国の人達の年齢分布ってどうなんでしょうか？

発展途上国だったら平均寿命も短くて30歳以下の若い人が沢山いるでしょうし、先進国なら平均寿命が延びて30歳以上の中年や老人が多くなって来ます。

アジアの人口ピラミッド
https://populationpyramid.net/ja/アジア/2016/

ヨーロッパの人口ピラミッド
https://populationpyramid.net/ja/ヨーロッパ/2016/

ヨーロッパに比べてアジアの方が人口分布の年齢が若いので薄毛率は低くなると思います。

アメリカの薄毛率ってどうなの？

アデランスの薄毛ランキング、アメリカでの調査はニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスで行われいたそうですが、アメリカは色々な人種が沢山住んでいるのでどうなんでしょうか？

アメリカに行った事はないですが、人種のるつぼと言われているくらいなので黒人、アジア系、ヒスパニック、中東系など様々な人種がいるんだと思います。

こういった様々な人種が入り混ざっている国の薄毛率は単一民族がマジョリティな国と比べるとあまり意味がないと思います。

まとめ

以上の世界の薄毛薄毛ランキングの分析結果から、薄毛にならずに育毛に良いと言える事は

・肉食を控え糖分の摂取も抑える
・住む地域は選べないがなるべく暖かい格好をして身体を動かす事を意識する
・ハゲの事は気にしない、楽観的に生きてストレスを溜めない生活を送る
・お風呂に入る時は湯船に浸かる

どれも簡単に実行できる事です。薄毛に悩んでいる方は実践していきましょう。