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アボダードの服用を中止してからの抜け毛の状態、耐性について語ろう。

ぼくはデュタステリド系の発毛剤(アボダード、デュタス)を2011年の末から2016年の夏くらいまで服用していましたが、その間に一度5ヶ月間くらい服用を中止した事があります。そして今現在も服用を中止しています。

ぼくはこれまでの育毛法の中でデュタステリドは最強の育毛法だと思っていますが、所詮は薬。薬に頼らずに髪を維持したいと考えており服用の中止を試みているのです。その経験について語ってみようと思います。

デュタステリドの発毛効果
http://ikumou86.blogspot.jp/2016/10/Dutasteride.html

デュタステリド系発毛剤の働き

アボダード、デュタスに含まれている有効成分デュタステリドについて一応解説です。

まずⅠ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼを理解しましょう。
男性ホルモンのテストテロンが5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストロン(DHT)が生成されます。このジヒドロテストロン(DHT)が抜け毛を促進する働きをします。
そして5αリダクターゼにはI型とII型が存在していてそれぞれ頭皮のある箇所に存在します。

  • I型5αリダクターゼ→側頭部と後頭部の皮脂腺に存在している
  • II型5αリダクターゼ→前立腺と生え際から頭頂部の毛乳頭に存在している

飲む発毛剤フィナステリドはII型にデュタステリドはI型、II型両方に効くと言われています。この5αリダクターゼの働きを抑制してジヒドロテストロン(DHT)の生成を抑えれば髪が成長して発毛します。

以前服用していたフィナステリド系発毛剤、フィンカー

ぼくが服用していたアボダード



ちなみに私は2011年の年末からデュタスを飲み始め、途中でデュタスの品質が悪くなってきた?という噂を聞いてアボダートに変更しています。デュタスは変な噂を聞いたので途中で変更していますが効果の実感としては差がなかったのでどちらでも良いと思います。


アボダートの服用中止

最初に服用を中止したのは2015年8月から約5ヶ月間です。この時はハゲ進行具合が酷くて耐えられずまたアボダードの服用を開始しました。その後の2016年9月からの服用中止は髪の状態を何とか維持できています。

服用中止期間2015年8月〜12月

アボダートの服用を中止する前の髪の量は完全にフサフサ状態の85%位。服用中止後の育毛対策は育毛シャンプーと育毛用のサプリがLリジンとZinc(亜鉛)のみ。

坊主にしていたので分かりにくいが徐々に髪が減り始める。10月には髪の量は75%位、頭頂部も薄くなる。12月には60%位!頭頂部もかなり薄く坊主でもハゲがすぐ分かる位になってしまう。これ以上ハゲが進行するのは我慢出来ず再びアボダートの服用を始める。


服用中止期間2016年9月〜2017年1月現在、継続中

アボダート中止前の髪の量は90%位。育毛対策は育毛シャンプーと育毛剤の塗布。育毛サプリはプラセンタやノコギリヤシなどの育毛成分が配合されたプラージという商品とZinc(亜鉛)。また仕事が変わり重い物を持ち体をよく動かす様になった。この変化は育毛にプラス。

髪の毛は徐々に減り始めるが、前回の服用中止の時よりも酷くはない。11月には80%位。この状態までは順調?に髪の毛が薄なって来たが、ここからが前回と違い踏ん張る。今現在(2017年1月末)で髪の量は75%位で前回と違い頭頂部はハゲていない。坊主にしていても客観的に見て、まあハゲているなという感じですが頭頂部はハゲていないですしギリギリ我慢出来る範囲です。



前回(2015年)のアボダート服用中止期間と今回(2016年)の中止期間で最も大きな違いは次の通りです。

・育毛剤の使用
・育毛サプリをより効果のあるものに変えた。
Lリジン、Zinc(亜鉛)→プラージ、Zinc(亜鉛)
仕事がよく体動かし重い物を持つ仕事に変わり日々の運動量が増えた。その結果、筋肉がつき体脂肪も減った。

育毛サプリ、プラージ
ヘアープラセンタPlargeプラージ

アボダートの耐性について

私は2011年の年末から2016年の8月(使用中止期間5ヶ月あり)まで約4年半服用して来ましたが耐性については多少はあるかも。というのが本音です。

まだアボダードを普通に服用していた2015年の4月位から効果が薄くなって来たと感じた時があります。この時は生活環境も一変しており以前に比べ育毛にかけられる労力が減っていたのですが、それ以上に髪の量が減りコシも弱くなっていたので耐性は少しあると思います。

耐性を抜くためには薬の量を減らす、薬の使用を中止するという方法があります。私はアボダートの効果が薄くなって来たかなと感じた後、アボダートの量を減らした事があります。毎日飲んでいたものを週5日に減らしました。

しかし週5回に減らして2ヶ月位経つと髪の量やコシのボリュームが減ってしまいます。その後、毎日服用する様にしても髪の調子はあまり元に戻らなかったです。

2015年に使用を5ヶ月中止した後、服用を再開した時は半年近く掛かりましたが髪の状態が90%位になるまで回復しました。ぼくの経験では耐性を抜くために一番良いのは服用を中止する事です髪の量は減りますが1ヶ月位であればそれ程ひどくはなりません。


アボダート(デュタステリド系発毛剤)は現時点では最強の育毛法だと思っています。

抜け毛を減らしたい、どうにか前頭部のハゲた部分から髪を生やしたいという方は試してみるのもいいと思います。

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